7SEEDSアニメ‐省略された部分を補足【夏A最終テストの真実】

7SEEDS

現在NETFLIXで配信されているアニメ「7SEEDS(セブンシーズ)」

省略されてしまったエピソードが多いので、補足してみます。

省略されていた内容が気になるけれど、原作を読むのは大変って方向けです。

この記事はアニメと原作のネタバレを含みます。ご注意ください。

まだアニメ見てないからネタバレしないで!って方はこちら。

アニメは見たけど、原作を読んでないから待って!って方はこちら。

前の記事はこちらです。

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夏Aの最終テスト(アニメ、原作ネタバレあり)

あゆの「今、月は目を閉じている」の意味

アニメで桃太郎を実験台にしていることを咎められた時、あゆはそう言います。

意味深ですが、どんな意味あいなのかは描かれていませんよね。

実はあゆは幼少時代から、施設でいじめに遭っていました。

美人で成績も良く物怖じもしない、女子からの嫉妬ってやつです。

仲の良いフリして当番を押し付けられたり、使いっ走りにされたり。

それでもあゆは先生に言いつけたりはしない。

「いじめられている人間が、未来に行く7人に選ばれると思う?」

当番を押し付けられても、自分の勉強になると。

どうせ17歳になれば、いじめるような愚かな人間とはサヨナラできると。

そう自分に言い聞かせて耐えていました。

そして彼女も待ち望んだ最終テストの時が来ます。

テスト中も、いじめっこグループとの行動を強制されるあゆ。

いじめっこ達は「一緒にいてあげる」と言いながら、あゆの能力をあてにしています。

植物に詳しいあゆに食事を用意させ、それでも復讐を警戒して毒味をさせて。

そんな日々の中、いじめっこ達はお揃いの箸を作ろうとその辺の枝を切り出します。

あゆには「真似しないでよ」と釘を刺しながら。

そしてその日の晩御飯の直後、いじめっこ達は苦しみ始めます。

いじめっこ達の作った箸、その材料の枝に毒があったのです。

あゆは何もしていない、ただ「何もしなかった」だけ。

長年いじめてきた人達がいなくなって、せいせいする。

そう思っていたけれど、何故かあゆはその場から動けない。

良心の呵責、そんなものあるのか。

でも、涙が出るし、足が動かない。

「あぁ、月が見ている」

大きな満月が、あゆを見下ろしているのでした。

最後のシーンだけ、アニメでは一瞬映ります。

食器をばら撒いて倒れているいじめっこ達と、それを見下ろすあゆ。

あの場面、事情を知らずに見たら一体どう見えたのでしょうか。

「月」という表現は、あゆの良心なのだと思っています。

彼女は「愚かな人間は滅びれば良い」という信念を持ち、時に冷酷な判断を下します。

でも根には情や優しさを持っている、「月」はあゆの中のその部分を表しているように感じます。

小瑠璃の「今日は間に合う」の言葉の意味

ハングライダーでコウモリをおびき寄せた時の小瑠璃のセリフ「大丈夫、今日は間に合う」

これも夏Aの最終テストに起因します。

施設で小瑠璃には、のばら、繭という親友がいました。

のばらはアニメであった通り、視力の低下で脱落してしまうのですが。

残された繭と小瑠璃はお互い支え合い、最終テストまで残ります。

最終テストは静かに始まり、生徒達に事故が頻発します。

銃の点検を怠り暴発させてしまう者。

ロープが腐っている事に気付かず滑落する者。

日頃の行動に注意を払っていないとどんな事故に巻き込まれるかもわからない。

小瑠璃も友人達が命の代わりに守ってくれなければ、危うい命でした。

自分の代わりに友人達を失った、そのショックから小瑠璃は塞ぎ込んでしまいます。

しかし、そんな時に最終テストは本格化し、生徒達は自然の中に放り出されるのでした。

小瑠璃は繭とくりくり同盟の仲間達※と一緒に行動します。

※くりくり同盟:小瑠璃を筆頭としたくりくりした髪型の持ち主の集い

鷭もメンバーだけれど、ここでは鵜飼、雹、草矢、あかざの4人

教師達に導かれるまま洞窟に入った6人。

洞窟の入り口は塞がれ、暗闇をさまようことに。

繭は土のクラスで培った経験と知識で脱出方法を考えながら、小瑠璃を叱咤し励まします。

繭のおかげで正気を取り戻した小瑠璃は皆と協力し、脱出を測ります。

しかし鵜飼が熊に襲われ、隠し持っていた銃を連射。

洞窟は一気に崩れ、皆が生き埋めになります。

小瑠璃は1人、瓦礫をかき分け外に出る事に成功。

ライトを使ってモールス信号を送ると、繭からもモールス信号の返事が。

雹と一緒に無事にいるとの返事に、安心して眠ってしまう小瑠璃。

翌朝目を覚ますと、小瑠璃の居場所は土砂崩れで孤立した島のようになっていることがわかりました。

繭は崖の下の水没してしまった溝の向こう。

小瑠璃は繭のアドバイスのもと、ハングライダーを作って繭の元へと飛びます。

そして。

小瑠璃がそこで見たのは、半身瓦礫に挟まれ抱き合う繭と雹。

繭は小瑠璃が飛んでいる最中に既に事切れていて。

雹はその事を小瑠璃に伝えた後、そっと息を引き取りました。

そう、小瑠璃はこの時のことを悔いているのです。

繭達がこんな状態だと知っていれば。

もっと早く来ていれば。

繭は助かったかもしれない。

コウモリを引き連れて、小瑠璃は思い出していたのでしょう。

「今度こそ皆を私が助ける」と。

安吾と茂の関係性

安吾と茂、この2人の関係はこの作品に大きく関わって来ます。

安吾と茂は幼少の頃から隣同士。

何かと鈍臭い茂を、何でもできる安吾がお世話をする日々。

茂は安吾に憧れながらも、対等な友達としての関係を望みます。

成長するにすれ茂も次第に伸びて来て、ある日安吾を抜いてトップに躍り出ます。

安吾は喜びつつも、いつも面倒をみている茂に抜かされた嫉妬もあり。

モヤモヤした態度をとってしまい、ギクシャクする2人。

更に安吾は、のばらの成れの果てにショックを受けて源五郎のもとで泣いてしまいます。

その姿は茂に目撃されてしまい、安吾にとって自分は対等な友人でないのだと感じ。

安吾と距離を取るようになってしまいました。

しかし、最終テストの最後の局面に怪我した安吾を連れて洞窟の壁を登ります。

茂は嬉しかったんです。

安吾をフォローすることができて、対等な関係になれて。

でも、安吾は。

そんな茂を守りきることができず、変な意地を張ったことを後悔して。

後悔を胸に、未来へ来たのでした。

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最後に

いかがでしたでしょうか。

本当はもっともっと細かいエピソードが省略されています。

頑張って文章で伝えようとしてみましたが、伝わりますでしょうか。

私としてはやっぱり原作でじっくり味わっていただきたいです。

原作はこちら

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