【7SEEDS】春のチーム人物考察

7SEEDS

7SEEDS(セブンシーズ)の登場人物紹介と個人的な考察です。

7SEEDSは本当に登場人物が多いのですが、皆丁寧に描かれています。

なのでどんどん感情移入していくのですが、それぞれが対立する場面も多いのです。

そんな時はどちらの気持ちも痛い程わかるので、こちらの感情がパニックになる事も。

こちらの記事はネタバレを含みます。原作未読の方はご注意ください。

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春のチーム

春のチームは一般人の中から優秀な人間を選んだだけあって、各々の能力が高いです。

コネ枠も多い気がします。花、ひばり、ちさ、藤子も?

名前に春の季語が入っているのが特徴です。

末黒野 花

主役の一人であり、夏のBチームにいる嵐の彼女です。

ハッキリ物を言い行動力もあるけれど、無鉄砲で目先の事しか見えていない事も多い。

Wヒロインであろうナツとは真逆の性格。

「一般人」の中で一番サバイバルが得意で判断力、身体能力も高いです。

「貴士先生の娘」ということで夏のAチームに疎まれています。

特に安居と涼とは対立し、襲われたり殺されかけたり忙しい。

嵐の生死もわからない、会えない中で新巻にぐらつきそうになる事もあったり。

両親共にシェルター竜宮で亡くなった事がマークの日記に書かれています。

所謂元気系のヒロインですね。

正義感も強く、皆を助ける為すぐに走り出す。

曲がったことはしない、許さない。

なんですが、花って妙に嫌われている気がします。

主役の一人(だよね?)の安居と対立した結果、安居が悪者になるからでしょうか。

花は優遇されていて安居が恨むのも当然なのに、花だけ守られる。

嵐がいるのに、ハルや新巻なんてナイトが側にいたりして。

蝉丸にまで「惚れてしまいそうです」なんてさらっと言うあたり。

ちょっと女を敵に回すタイプですね。

優遇されて恋人と一緒に未来へ来たり、能力も元々高く、自分に自信もある。

ナツとは対照的に色々恵まれている、というのも共感値が低いのかもしれません。

元々持っているものが多く、成長幅も狭いので応援したくなるヒロインではありません。

そこが彼女の欠点であり、でもそれがリアルなんです。

多角的な視点で描くことによって、花だけが正しいなんて読者に思わせない。

そんな意図を感じるキャラクターでした。

雪間 ハル

「元」天才ピアノ少年。

成長して伸び悩んでいた頃に冷凍保存されちゃったみたいです。

マイペースで毒舌。どんな相手にも言いたい事をズケズケ言います。

その癖ピアニストの命である両手を大切にしているので、肉体労働は堂々とやらない。

最初なんだこのワガママ少年は、と思うのですが。

ハルの音楽に対する思いを理解し、大切にしてくれた花を守ったり。

小瑠璃に一目惚れして彼女をとっても大事にしたり。

熱い男に成長します。

安居や涼とは面と向かって対立するけれど、彼らの仲間である小瑠璃の事は守る。

夏Aとは知らずに小瑠璃に惚れてしまったハル。

小瑠璃への気持ちは揺らぎない。

お互いばちばちに対立するチームの所属なので、その気持ちに迷いが生じそうなものですが。

ハルは全く動じない。

小瑠璃を信じ、そんな自分を受け入れてくれると仲間を信じて疑わない。

「あんたが生き残ってれば、音楽は滅びないよ」

花が言ったセリフですが、それってハルの技術はもちろん。

ハルの心の強さや美しさ、愛の深さを早い段階で見抜いていたんじゃないでしょうか。

甘茶 藤子

医者志望で海外協力ボランティアにも参加していた経験がある彼女。

17歳でその経験値と大人っぷり、凄すぎませんか。

ただ、インテリ系なのでサバイバルは得意ではない。

体力系サバイバル女子の花とは一番気が合い、お互いを補える関係です。

医者としては医療クラスの鷭ちゃんの方が知識は高いけれど。

医療現場の経験と最新医療に関しては藤子の方が得意だったり。

お偉方は二人の医者を未来に送ったんですね。

「人の心配をしている間は正気でいられる」と自覚している彼女。

自分の弱さを知っているからこそ人の為に頑張れる。

一緒に悩むタイプの鷭ちゃんとは違ったタイプのお医者さんになれる気がします。

鯛網 ちさ

名家のお嬢様であり、控え目で大人しい性格。

が、実は芯が強くしたたかな人間である事が次第にわかります。

お嬢様って強くなきゃやってられない場面が多いでしょうからね。

柳に対しても「うまく使えば頼りになると思って立てていた」とか。

花達が優遇されていると怒る夏のAにも「ずいぶんと世間知らずですこと」なんて一蹴する。

薙刀が使えるので、長い獲物があれば戦闘能力も高めです。

「能ある鷹は爪を隠す」タイプの彼女。

目立ちはしないけれど、一歩引いた目線で冷静に人や状況を観察している。

コネで未来へ来たと言っていますが、人間関係を調和する必要な人だと思います。

秋のチームの秋ヲとは、面識のない婚約者同士だったそう。

最後に初めて二人は会います。

チームのリーダー格である秋ヲと一歩引いて脇を固めるしっかり者のちさ。

合いそうですが、あぁ、お蘭さんがいるし・・!

蘭VSちさ、みてみたい気もしますが、その前にしっかり者同士で気が合ってしまいそうです。

角又 万作

着物のような、袈裟のような、古風な風貌をしている角又。

お寺の息子であり、弓の名手でもあります。

そんな背景を持ちながら、事なかれ主義の平和主義。

頼りないようなハッキリしない態度を取る彼は、一番日本人らしさを纏った人間に感じます。

終盤で実は残して来た恋人、理可子が佐渡のプロジェクトに携わっており。

こっそり産んだ角又の子供をカプセルで眠らせている事実が判明します。

実は一緒に未来へきた、唯一の日本人の親子でした。

流星が未来での初めての父であるならば、角又は知らずとも父として未来へ来た人物。

これからの日本人の父親として、先人を弔い、穏やかに皆の行く末を見守る存在になるのでしょう。

ひばりから懐かれていたし、あゆの恋心は見抜くし。

人の機微を静かによく見て言葉を差し伸べています。

皆で暮らせば相談役のようなポジションを担いそうですね。

 

野火 桃太郎

記憶力がよく、神童と呼ばれた少年。

生き残りの中ではひばり、蛍と同じ12歳という最年少組。

子供という事を最大限に生かそうとする、なかなか小賢しい少年です。

第一印象は大切、元気に自己紹介して「通称のび太です」なんて鉄板のつかみまでストックしているんです。

とはいえ、甘え上手で礼儀正しいので憎めない子。

倒れていた所をあゆに拾われ、実験台にされてしまいます。

そのうち夏のAチームに見つかり、囮にされたり散々な目にあいます。

終盤で夏のAチームを含む皆と協力する事はあっても、花同様虐待された時の事はトラウマとなったまま。

愛想よく世渡り上手な彼ですが、人が怖いという事を知ってしまった。

これから彼がどんな人間に育つのか、後日談をみてみたいですが。

ちゃっかり上手くやってるんだろうな、という気はします。

新草 ひばり

平安時代から続く旧家のお媛さま。

ご神体を守り、占いや神事を執り行う巫女の家系の為か、遠戚の蛍と気持ちが通じ合う力を持っています。

終盤の佐渡への鍵を握っている人物でした。

序盤は眠っているだけでしたが、途中で目覚めるとこれが何ともわがままお姫さま。

気の弱いのナツには特に当たりが強く、いじめ抜きます。

本家の自分より分家の蛍の方がカンが鋭く、力を持っていた為にひねくれてしまったようです。

幼いうちから大人の世界に入れられていたのもあったのでしょう。

憎たらしいですが、一番子供らしい子でした。

12歳女子といえば反抗期真っ盛り。しかも絶望的な世界へ放り出されたのです。

不安と恐怖で苛立ちあの態度、何ら自然な反応だったとも思います。

角又と出会ってからはだいぶ落ち着きます。

花とは髪の毛つかみ合いの喧嘩をします。

ひばりを春のチームに入れた「おばあちゃん」は正解でしたね。

柳 踏青

春のチームのガイドであり唯一の大人である柳。

元は自衛隊員で、7SEEDS計画のガイドに志願しました。

良くも悪くも「昭和の男」って感じですね。

女子供は俺に従え的な、嫌なおじさんに見えました。

でも、最後は自分の身に火をつけて皆を守ります。

戦争映画のヒーローに憧れていた。

過酷な現場で女子供を守り、導く英雄になりたかったと。

そう、思えば柳が攻撃的になったり支配的な態度が目立ってきたのは虫に卵を産み付けられてから。

あの言動は柳のものだったのか、虫のせいだったのか。

序盤で亡くなりましたが、印象深い人間でした。

思えばガイドで生き残ったのって牡丹だけでしたね。

大義名分を掲げて、そこにロマンを見出して未来へ来たガイドの柳、卯波、十六夜。

その理想とはかけ離れた絶望的な現実を目の当たりにして、命を落としていきました。

牡丹だけは現実を見据え、覚悟をしてやって来た。

意外とこういう場合は現実主義の女性の方が強いのかもしれません。

7SEEDS漫画
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はなすずめ

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