ブライトの特徴と背景

名前 | タルボット・グライムズ |
性別 | 男性 |
出身 | スコットランド |
身長 | 低い |
購入方法 | DLC:Descend Beyond ※フェリックス同封 |
アーカイブ | 学術書Ⅴ |
「人間という存在を理解するには、それを超える必要がある」。これを信条とするスコットランド人の化学者、タルボット・グライムズは、その無限の野心で高みへと昇りつめた。子どもの頃、頭脳明晰でカリスマ的、権力にたてつくことも恐れなかった彼は人気者で、愛嬌があってチヤホヤされていたが、異様なまでに自立していた。町の近くに広がる壮大な野原を一人で探索し、ほとんどの時間を過ごしていたのだ。子どもの好奇心から始まった研究だが、有毒なジギタリスの実験でタルボットは危うく命を落としかけた。何日もの間寝込んだタルボットは、異常な量の汗をかき、食べたものはすべてもどしてしまった。回復したタルボットに湧きあがったのは、恐怖ではなく強い興味だった。それほど劇的に自分に影響を及ぼした花に、彼は摩訶不思議な魅力を覚えた。
大人になると、タルボットの野心はさらに広がり、それと同時に問題のある実験の速度も増していった。ロンドン医科大学に進んだタルボットは、たびたび叱責を受けながらも学業に秀でていた。限界を越えようとする意欲を買われた彼はイギリス東インド会社に就職し、7年で化学者として主任の地位を手にした。その後間もなくして、人生でもっとも偉大な実績のひとつを達成する。生産性を増加させる一方で労働者の休息の必要性を軽減する化学物質を開発したのだ。タルボットは、ダイアー島の捕虜収容所の地下にある秘密の研究所を任された。
インドの沿岸沖にあるその島では、アヘン戦争の捕虜が同意なしにタルボットの被験者となり、多大な苦痛に耐え得る兵士を作り出す薬の開発が行われた。大半の副作用は軽度だったが、少人数の兵士が狂気に陥ったという噂が流れた。狂乱した兵士は村で大虐殺を起こし、銃剣で村人を突き刺して、木から吊るしたという。この件に関する公式な報告はなく、タルボットはそれが誇張された戦争下の噂話でしかないと主張し自分に責任があることを否定した。
無慈悲で明晰な頭脳を持つ彼は冷静なように見えたが、その疑問視される実験に次々とさらされる敵兵に対して、タルボットは意識を向けていなかった。そして、現実が文字通り叩きつけられることになる。マンガロールを旅行中だったタルボットは、後頭部に鉄パイプによる殴打を受け、縛られ、ワゴン車に乗せられた。目隠しが取り去られると、具合の悪そうな男がタルボットを何百人もの遺体が埋まっている共同墓地に案内した。
タルボットの知らないところで、彼が開発した生産性増加の薬により、ほぼ工場1つ分に相当する労働者が死亡していたのである。誘拐犯の怒りと非難を前に、対抗することはできないとタルボットは悟った。鉄パイプが振り下ろされるたびに体を丸めることしか彼にはできなかった。タルボットは共同墓地に投げ入れられ、死を待つのみとなった。意識と暗い闇の間をさまよいながら、タルボットはそこから這い出ようとした。指が腐敗した肉に食い込む。どす黒いハエが露出されたタルボットの肌を食いちぎろうとする。何百もの梁に刺されているような感覚が身体を突き抜ける。倒れたタルボットの目の前には、死んだ女性の輝くヘーゼル色の目がある。衰弱して背をむけることができないタルボットは、自分のライフワークがもたらした結末を見据えることしかできなかった。
その後、タルボットは死の淵から救出された。皺だらけの優しそうな顔が視界に入ると、自分が小さなベッドに横たわっていることに気づいた。息をするにも苦痛を伴う状態だったが、修道院を装ったこの古代の謎の学校で、タルボットは健康を取り戻した。高く素朴な壁の裏にある植物が生い茂った庭では、修道僧たちが禁じられた文字を研究していた。彼らは1つの次元を探求するべく人間の精神を拡張する取り組みをしていたのだ。
タルボットの知識がここで不可欠であることは分かっていた。彼の開発した精神を変造する化学物質は、精神拡張の理論とは造作なく統合した。その瞬間、タルボットは自分が救われたのは偶然でないことに気づいた。学校の知識を進化させるために、わざわざ墓地から拾われたのだ。研究を依頼されたタルボットは、完全回復するまで協力することに同意した。研究対象は松果腺から抽出した化合物で精神の目を開くことを可能にするこの物質を修道僧は「魂の化学物質」と呼んでいた。自分を救ってくれた人々に対する厚意として始まった研究に、タルボットは間もなく執着していく。学校の文書保管庫にある記録を読み漁り、以前は想像もできなかったアイディアを裏付ける化学式を見いだした。そして、人類を新たな啓蒙の時代へ先導することを夢に見始めた。おそらくその頃から、何百人もの死亡した工場労働者が、そしてヘーゼル色の目が現れる悪夢が、脳裏から徐々に消えていった。
成功が近づくにつれ、修道僧の態度が豹変した。かつては優しい笑みを浮かべていた修道僧たちh、タルボットを見るなり、その不安な目をそむけるようになった。礼儀正しく会話をしてくれていた修道僧は、静かなささやき声で話すようになっていた。最後にタルボットが学校で目にしたのは、樹状突起のように枝分かれした、自分のベッドの上のひび割れたしっくい天井だった。
次に覚えていることは、砕けたモザイクのかかった映像と感覚である。汚れた照明、石畳上の馬の蹄、粗野な黄麻布が自分の頬に擦れる感覚、そして腕に食い入る鋭い痛み。アヘン窟内のわらでできたマットレスの上で目を覚ましたタルボットは、ボロボロで不衛生な状態で大の字になっていた。濃い霧の中にいるような頭に最初に浮かんだのは、自分の手記だった。それはタルボットの画期的な発見の記録が書かれた唯一の文書だ。大きな声で助けを求めながら、薄暗い窟の中を必死になって探した。何人かの居住者はハンモックから顔を上げたが、その薬に侵された目には無関心さしか見られず、すぐにまどろみに浸っていった。タルボットの後ろにローブを着た誰かが現れたかと思うと、腕に針が刺さり、再び世界は闇に包まれた。
また目覚めだ。目覚めは回を増すごとに、どんどん不明瞭になっていった。歯の間の大きな隙間を舌で触ってみる。どれくらい経ったんだろう・・・かすかな記憶が戻ってくる。魂の化学物質。手記。もう少しで成功だった。遠くからささやく声が頭に入ってくる。
不器用な様子で石を探すと、震える手でそれを研いだ。窟の暗い照明の下、無反応の居住者に囲まれながら、記憶をたどり、研究の内容を壁に刻んだ。壁から床へ、ささやき声の言っていることは理解不能だったが、そのすべてを取り込み、指に血が滲み始めるまで何時間も書き続けた。書く場所がなくなると、石を握り自分の旨に文字を刻んだ。血みどろのタルボットは、そこで奇跡を目にした。オレンジ色の花が一面に咲いた壮大な野原だ。ささやき声は、野原に入り、人間の理解を超える世界と次元を発見するようにと、タルボットを急き立てている。一瞬、子どものころに感じた不思議に魅了される感覚を覚えた。
アヘン窟の居住者たちが静かに目覚めた。煙の乾いた匂いはまだ漂っている。薬でボーッとしたままヨロヨロと歩く居住者たちは、血で濡れた石床に気づいた。亀裂には小さな小川が流れている。目が暗闇に慣れると、ぎこちない走り書きが目に入ってきた。終わることなく何度も何度も記された文章は、ただ1行。死は始まりに過ぎない。
Dead by Daylight ブライト背景より
新サバイバーのフェリックスが見つけた廃墟で研究をしていた張本人です。
大人になってから社交術で苦労したフェリックスとは真逆で、幼い時から社交的なカリスマ的存在だったようです。
そして、2018年のハロウィンイベントで登場した、謎の人物。
DBDに以前からその名が登場している「ヴィゴ」の手記を読み、エンティティの腫瘍から花の蜜を採取していた人物。
この人とブライトは同一人物なのではないでしょうか。
ハロウィンイベントでは、蜜で作った液体をトラッパーに注入していました。

液体を注入されたトラッパーはこんな姿に・・(※各キラーにハロウィンスキンとして実装されています)
ブライトの特殊能力は注射器で自らをドーピングする能力なので、同一人物であるのはほぼ間違いないのではないでしょうか。
固有パーク(ティーチャブルパーク)
今回の新キラーのパークは強そうなものばかり。
今後パークの為に必須キラーになるかもしれないので要確認です!
固有パークについて、下記の動画でもまとめています。よろしければそちらもどうぞ!
ドラゴンの掌握
![]() | ドラゴンの掌握 発電機破壊後30秒以内に、 最初にその発電機に触れた生存者に以下の効果 ・叫び声を上げ、4秒間位置表示 ・60秒間無防備のステータス効果 120/100/80秒間のクールダウン |
人気度 | ★☆☆☆☆ |
おすすめ | 不人気 破滅との相性× 1度バレると対策されやすい |
解放レベル | ブライト|レベル30 |
不人気が故なのか、たまに使うと刺さったりする所が面白いパークです。
発電機に不用意に触れないので、生存者からすると地味に嫌だったりします。
▼実装当初は位置通知がされずバグってましたが、修正されたので使ってみた動画です。
呪術:不死
![]() | 呪術:不死 他に呪術パークを使用していると、 最初に破壊された呪術トーテムは 必ず不死のトーテムとなる その時トークンはそのまま保持される ※例えば不死、貪られる希望を両方使用している場合、 最初に破壊されるのは必ず不死となり、 貪られる希望のトークンはそのまま保持されて残る ノーマルトーテムの2/3/4m以内にいる生存者が見える |
人気度 | ★★★★☆ |
おすすめ | 全般向け 破滅や霊障の地などの強力パークとの 組み合わせが強いので人気 |
解放レベル | ブライト|レベル35 |
キラーパークとしては最強でしたが、仕様変更により弱体化されました。
トーテム移動の効果は1度きりになったので、破滅との組み合わせは弱くなりましたが、やはり序盤にトーテムを破壊させるというのは多少の遅延にはなる気がします。
貪られる希望に関してはトークンを保持するようになったので、相性が良くなりました。
呪術:血の恩恵
![]() | 呪術:血の恩恵 生存者に攻撃が命中すると発動 ・キラーの16m以内にある板が15秒間固定される ・固定された板は倒すことができない クールダウンは60/50/40秒間 紐づく呪いのトーテムが存在する限り効果が持続 |
人気度 | ★☆☆☆☆ |
おすすめ | 不人気 効果は強いが呪いのトーテム依存がネック あまり見かけない |
解放レベル | ブライト|レベル40 |
キラー史上初の板に対して直接働きかけるパークです。
今までのチェイスでは太刀打ちできなくなるかもしれません。
ただし、呪いのトーテム依存である呪術系パークなので、使い心地が気になる所です。
スキン一覧
コーディネート一覧
ブライトはデドバイオリジナルキャラクターなので、スキンの種類が多めです。
初期スキンではフードで見えない素顔が、コーディネートによっては見えています。
強まる野望 | 強まる貪食 | 強まる狂気 |
ブライトの変異体 | ブライトの変異体 | ブライトの変異体 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
強まる渇望 | 貪欲な怪物 | 聡明な怪物 |
ブライトの変異体 | 悲運 | 悲運 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
化学の怪物 | パークレーンの貴族 | ウェストミンスターの貴族 |
悲運 | 軽快な変形 | 軽快な変形 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
- |
洗練された殺戮 | 真の胴枯れ病 | 凍りつく眼 |
紳士の恐怖 | 神聖なる呪い | - |
![]() |
![]() |
顔のみ |
- | ![]() |
イベント配布 |
黄泉の国の渡し守 | ||
ギリシャの伝説 | ||
![]() |
||
- |
スキン一例
初期スキンはこちらになります。

めちゃめちゃ猫背なので、視界が悪いです。
ブライトのプレイ動画
ブライトの固有パークと特殊能力を簡単に解説して、公開マッチで実戦してみた動画です。
よかったらご覧ください!
関連リンク
キラーの背景、パーク、スキン一覧 | |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
生存者の背景、パーク、スキン一覧 | |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
Twitterで最新記事をツイートしています。よろしければフォローもお願いします。
コメント