デドバイを始めたばかりだと「何故かすぐ見つかってしまう・・」「隠れてばかりで発電機が修理できない」なんて場面多くないですか?
すごーくよくわかります。最初はそんな悩みが多いんです。そしてキラーをやってると「ふふ、隠れてるつもりかな?」って人を見かける場面も。
今回はそんな方向けに、キラーがどんな見え方をして何を見ているのかを織り交ぜながら隠密のコツをお伝えしましょう。
キラー(殺人鬼)から逃げる
キラー(殺人鬼)にも色々種類がありますが、今回はキラー全般に通じる内容でお話します。
キラーごとの立ち回りについては、別の記事で詳しく書いているのでそちらをご覧ください。
キラーから逃げる方法は二つ
サバイバーはキラーに攻撃を仕掛けることはできないので、大きく2つの方法でキラーから逃げます。
まずは見つからないように隠れます。見つかってしまったら、走ってキラーから逃げます。逃げたらまた身を隠す。その繰り返しです。
今回はこの二つの方法の中から、初心者向けの方法、身を隠すコツを説明しましょう。
キラー(殺人鬼)から身を隠す
サバイバーとしては、華麗にキラーとチェイス(追いかけっこすること)する方が目立つし派手だし、憧れる部分も多いかもしれません。
しかし、経験と知識がないと上手に立ち回るのは至難の技。初心者の方はまず隠れ方を覚える事をオススメします。
正直、隠密が上手いサバイバーは脅威です。逃げ回るのが上手いサバイバーはターゲットを変えるなりの手段はありますが、見つからない場合は本当にどうしようもありません。
また、上手く隠れる事によって時間稼ぎも狙えます。発電機修理が速い現状において時間稼ぎはかなり有利に働きます。
隠密力は地味ですが、かなり試合展開を左右するポイントです。
キラー(殺人鬼)からの見え方
サバイバー初心者さんは、キラープレイ未経験の方も多いと思うのでまずはキラーからどう見えているかをお話ししましょう。
キラーに何が見えているのかを知っておけば、動きやすいですよね。
キラー(殺人鬼)の視点
こちらがキラーのプレイ画面です。発電機の位置や特殊能力オブジェクト(画像の場合はピッグなので、ジグソウボックス)の位置は常に見えています。

サバイバーのプレイ画面は少し違うのがわかりますね。キラーの画面は一人称視点、三人称視点のサバイバー画面より視野はかなり狭くなります。
自分の目の前しか見えず、真横や背後が視界に入ることはありません。

こちらがサバイバーのプレイ画面です。比較してみると視界の違いがよくわかります。

このように背後に立ってもキラーには見えません。そっと近寄ればキラーは気付かないことも。
サバイバーの足跡
キラーがサバイバーを追跡する時に見るのがサバイバーの足跡です。サバイバーが走ると、数秒間周囲に足跡がつきます。

地面や壁に赤い引っかき傷のような物が見えています。これがサバイバーの足跡です。
このナンシーは画面奥から手前側に走ってきました。この画像では「執着心」というパークを使っているので自分の足跡が見えますが、パークを使わない限りサバイバーに足跡は見えません。
走るとこのような跡が残るので、遠目からでもキラーに発見されやすくなります。キラーが近くで索敵している時に走ると位置がバレるので、キラーが近い時は歩きかしゃがみで移動しましょう。
キラーが他のサバイバーを追っている時や、明らかに見つかっている場合は走った方がいいです。ケースバイケース。
執着心(Fixated)

キラーに入る通知
サバイバーの行動の中には、遠くにいてもキラーに通知が入ってしまう行動があります。

キラー側には「バーン」と爆発音が聞こえ、強調表示されます。
どの行動でも全てこの形で通知されるので、何をしたのかまではハッキリわかりません。ただ居場所は知れてしまうので、チェイス中でない限りキラーはやって来ます。
窓枠や板はゆっくりまたいだり、ロッカーにもゆっくり入れば通知しません。隠密時はそっと行動する事が大切です。
稀に知らずにロッカーに飛び込んだり、窓枠を飛び越えたり。宝箱を無駄に開け閉めしてしまうサバイバーを見かけますが、キラーに位置がバレています。
自分だけでなく、味方のサバイバーが近くでそのような行動をしていても同じです。キラーが寄って来る可能性が高いので、さっさとその場を離れてやり過ごしましょう。
一部のサバイバーパークには、この通知を操作できるものもあります。
「素早く静かに」を使えば、通知を表示させずに動く事もでき、「陽動」を使えば好きな場所に強調表示させてキラーをおびき寄せる事もできます。
素早く静かに(Quick & Quiet)

陽動(Diversion)

隠れ方のコツ
キラーからの見え方を踏まえて、実際の隠れ方を紹介します。
隠れるには、マップ上のオブジェクトを上手に使いましょう。
ロッカーを使う

この赤い色のロッカーは、中に隠れる事ができます。中に入ってしまえば、外からは中に誰かいるかどうか分かりません。
こっそり静かに中に入ってしまえば、全く気づかれないこともあります。何より、隠れている間の安心感が凄いです。
さらに、ロッカーに隠れている間は、キラーパークの「バーベキュー&チリ」に姿が映りません。上手に使えば撹乱できます。
ただし、キラーはロッカーを開けて中を確認できるので、隠れているロッカーを開けられたらそのまま捕まってしまいます。
キラーに気づかれないような場所、タイミングで隠れましょう。音を立てて入るのはもっての外です。
こんな時や場所は、キラーもロッカーに隠れることを想定するのでロッカー内は非常に危険です。「真っ向勝負」を使って戦略的な勝算がない限り、避けたほうが無難です。
無事にロッカーに隠れたとしても、もしそこを出た瞬間に叫んで無防備(一発ダウン)状態になったら要注意、キラーが「アイアンメイデン」を使っています。
入っていると安心するロッカーですが、実は慣れているサバイバーは隠れる目的ではほとんど使いません。
意外と危険な場面も多く、行動が制限されてしまうロッカー。使う場面を見極めて、脱初心者を目指しましょう。
バーベキュー&チリ

キラーに人気なパークです。ヒルビリーやスピリットなど、高速移動が可能なキラーは大抵使っています。
真っ向勝負(Head On)

アイアンメイデン(Iron Maiden)

障害物を使う
実際隠れる時に一番使うのが障害物です。障害物は背の高いもの、低いもの、色々あります。

背の高いものはそのままキラーの死角に入るように歩いて動けば、かなり気付かれにくいです。例えキラーが探しに来たとしても、焦らず歩いて死角に回り込みましょう。
キラーは視界を広く取るために大回りに探しがちなので、障害物に触れるくらい小回りに動けば大丈夫。
この岩のような障害物なら、1周くらいは気付かれずに回れます。
走るとバレるのでかなりドキドキしますが、これが出来るようになると自信がついて格段に腕が上がります。

背の低い障害物でも、しゃがめば十分に隠れることができます。
「都会の逃走術」があるとしゃがみ歩きの速度が歩きと変わらなくなるので、死角に回り込むことも簡単になります。
この時はキラーに見つかった場合に備えて、逃げるルートも考えておくと良いです。

キラーから見えにくいとはいえ、限度があります。この位の細い木では大抵はみ出て見えてしまうので隠れるのに向いていません。
都会の逃走術(Urban Evasion)

自分が発する音に気をつける
当ブログでは至る所で書いていますが、「音」これはかなり重要な要素です。
正直、キラーを上達したいならヘッドセットは必須です。サバイバーでもあった方が断然強くなれます。
せめて、その辺にあるイヤホンでもいいです。モニターのスピーカーとは全く違う世界が味わえるので、ぜひ使ってみてください。
ヘッドセットを使うと何が聞こえるのか
まず、サバイバーやキラーの足音。これがハッキリ聞こえます。
そして草をかき分ける音、サバイバーやキラーの吐息、ロッカー開閉音など、スピーカーでは聞こえなかった音がたくさん聞こえるようになります。
これらが聞こえたからってサバイバーあんまり関係ないじゃん、なんて思わないでください。めちゃくちゃ動きが変わってきます。
隠密キラーも怖くない
例えば、マイケル、レイス、ゴーストフェイスなどの心音がしない系のキラー。初心者にはかなり脅威な存在だと思います。急に現れるのですから。
発電機修理してたら、壁の隙間からマイケルやゴーストフェイスが覗いてた!なんてこともよくあります。

そんな彼らも実はがっつり音をたてています。
マイケルは「フゴー」みたいな、壁越しでも吐息が聞こえます。ゴーストフェイスは「バサッバサッ」と服が擦れる音がしっかり聞こえます。ピッグも「ハァ」というため息をつきます。
レイスは「タッタッタッ」と走る音が聞こえますし、凜ちゃん(スピリット)が霊体で走り回っている間も「パタパタパタ」と足音が聞こえてきます。
そんな音が聞こえたらさっさと逃げるなり隠れたりすればいいだけです。ヘッドセットの性能にもよりますが、聞こえてくる方向も大抵はわかります。
音を聞いていないと、いつの間にか忍び寄られてて一発は食らいます。最悪、修理中に捕まります。
周りの状況が掴みやすくなる
キラーの音だけではないです。近くにいるサバイバーの音も聞こえやすくなります。
発電機の音はわりと遠くからでも聞こえるので、修理音がすれば一緒に修理に駆けつけやすくなります。
板を倒す音や窓枠を飛び越える音が聞こえれば、近くで隠密キラーとチェイス中なのでその場を離れるなり、発電機に集中するなり。
自分の行動の判断材料になり、より的確な行動ができます。
また、音を発するオブジェクトも存在します。例えば「破滅」などのパークで現れる呪いのトーテム。

こちらも近づくと「メラメラ」「パチパチ」と炎が燃えるような音が聞こえます。壁越しでも聞こえるので、音をよく聞くと探しやすいです。
または前回にも書いたハッチ。

ハッチが開いている時の「コォーーー」という音も、少し遠くから聞こえます。近くでハッチが開けば「カチャン」という音まで聞こえます。
逆に、音は聞かれている
発電機の修理音や宝箱を漁る音は大きいので、ヘッドセットさえ使っていれば初心者キラーにでも分かります。
さらにある程度慣れてきてランクも高くなると、キラーもかなりの手練れが現れます。
慣れているキラーは、ちょっとした音を頼りにサバイバーの居場所をつきとめます。

姿が見えなくても走った時の足音や、負傷時のうめき声で居場所を予測しながら追跡してきます。
何ならサバイバーが触った草のカサカサ音やサバイバーの吐息を聞いているので、分かりにくい場所でじっとしていても見つかる事もあります。
それ程キラーは緻密な索敵をしています。そんな相手と戦うのです。
音が聞こえないのは最初から不利な状況にいるようなもの。同じ土俵に立って戦う方が良いですよね。
ヘッドセットを使っていない方向けに、こちらの記事で人気のヘッドセットをご紹介しています。
リーズナブルなものから機能重視なものまで厳選しているので一度見てみてください。
PS4、Switch、PCそれぞれどの機器に対応しているかも載せているので、参考にしてください。
キラー視点の動画を見る
百聞は一見に如かず。キラー視点の動画でキラーの見ている世界をチェックしておくのも手です。
トラッパーでプレイしている動画を公開しているので、よかったら参考にしてください。
他にもこちらのチャンネルでは、プレイ動画をキラー多めで配信しています!
キラーから身を隠すコツ、まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
意外とキラーの視界は狭く、死角が多いので隠れるのもそんなに難しくありません。
キラーからどう見られているのかがわかれば、無暗に怖がることもありません。
サバイバーは4人いますが、キラーは1人ずつしか相手できません。味方が追われている時は隠密している場合ではないので、発電機に走りましょう。
そこだけおさえておけば、少しずつ脱出率も上がってくるはずです。
今後はチェイスのコツも記事にしたいと思っています。それではまた、お会いしましょう!
Twitterで最新記事もツイートしています。フォローもお待ちしています!
コメント