2019年9月実装予定の新チャプター「ストレンジャーシングス」の内容が公開されました。
今回はキラー1人とサバイバー2人と、3人のキャラクターが実装され、新しく追加されるボリュームがいつもより多いです。
今回は、実装予定の内容を考察してみました。
この記事は考察に重きを置いています。記事内でも説明していきますが、詳しい実装内容は公式の発表をご覧ください。
※今回初めて公式にこのような詳細ページが用意されていました。とっても便利です!
新キラー「デモゴルゴン」の特殊能力

まず注目すべきは初の人外キラー、デモゴルゴンの特殊能力です。
前回の記事で予想した通り、やっぱりワープ系の能力でした。
そして、探知能力も備わっているのでかなり強いキラーになると予想します。アドオンを使用しないで探知能力を持つキラーは今回が初めてです。
その能力を詳しく説明しましょう。デモゴルゴンの特殊能力は、大きく二つあります。
特殊能力1「深淵のいざない」
ポータルを使っての高速ワープ
ハグ、トラッパー、フレディの罠と同じ様に、デモゴルゴンは任意の地面(床)へ「ポータル」を複数設置することができます。
設置したポータルの上に立つと、裏の世界を通って他のポータルに高速移動できます。
移動後のデモゴルゴンは「探知不可」状態となります。
ピッグのしゃがみ時、レイスの透明時の様な隠密状態になるという事ですね。「煙の様なエフェクト」とは、ピッグがしゃがんだ時に両脇に出る、黒いモヤの様なエフェクトです。
次回アップデートでは上記の効果が「探知不可」というステータス効果として実装されます。今まであやふやだった隠密効果が、アイコン表示もされて明確になるわけです。
次回はデモゴルゴンのみの実装ですが、デモゴルゴン実装後のアップデートで、他のキラー能力やアドオン、パークにも追加される予定です。
隠密能力を持つレイス、マイケル、ピッグ、ゴーストフェイスあたりに適用されそうなステータス効果なので、今後も注意しておくべき内容です。
サバイバー側はポータルを閉鎖可能
ポータルは最初の時点ではサバイバーは目視できませんが、デモゴルゴンが一度ワープに使用すれば見えるようになります。
そしてサバイバーがポータルを閉鎖することも可能です。
ただし、閉鎖している間のサバイバーは「忘却」というステータス効果にさらされます。
※1は「圧倒的存在感」「伝播する怖気」「不安の元凶」などを無効にします。
この忘却効果も、デモゴルゴン実装後に他のキラー能力やアドオン、パークに追加される予定です。追加される能力によっては「与えられた猶予」なんかにも影響するのでしょうか。
サバイバーを察知する能力
能力ボタンを長押しでチャージが完了すると「深淵のいざない」を発動して、ポータル付近にいるサバイバーを全員察知することができます。
閉鎖中のサバイバーを察知して、忍び寄ることが可能です。サバイバーは「忘却」状態に陥っているので、デモゴルゴンの接近に気づきにくいでしょう。
この能力は怖いです。隠密とワープを兼ね備えたキラーですね。
特殊能力2 シュレッド
深淵のいざないのチャージ中、もしくはチャージ完了後に攻撃をすると、「シュレッド」という突進攻撃が可能になります。
ピッグの奇襲攻撃に似ていますが、方向操作可能なピッグの攻撃とは違い、シュレッド中は直線方向にしか進めません。
ただし当たり判定が広いので、場所を選べば対処が難しくなりそうです。ヒルビリーのチェーンソーに近いのでしょうか。
新キラー「デモゴルゴン」の固有パーク
サージ(Surge)
「イタチが飛び出した」の亜種のようなパークが出ました。
こちらはダウンさせただけで発動可能ですが、修理度の後退は12%とイタチより低めです。ただし蹴りに行く手間が省けるのは大きいし、上手くいけば数台爆発できます。
通常攻撃という縛りがあるのでヒルビリーとは相性が悪そうですが、高速移動を持たないキラーには便利なパークだと思います。今回の有望キラーパークですね。
サバイバーとしては、今後は以前よりチェイスする場所を意識しなくてはいけなくなります。修理が完了している発電機の付近でのチェイスを心掛ける必要があります。
慈悲無き拘束(Cruel Confinement)
まやかしに似た効果を持ちますが、これは少々発動条件が難しいです。
発動すれば強そうですが、発電機の修理完了が条件なことと、修理完了した発電機近辺しか発動しないこと。サバイバーがチェイス場所を意識したり、PT相手だと簡単に調整されてしまいそうです。
マインドブレイカー(Mindbraker)
疲労状態に関わるパークです。主に「全力疾走」「デッドハード」などの加速パークに影響があります。
チェイスをするなら必須な加速パークなので、疲労状態が回復しないと捕まりやすくなります。特に、発電機修理中に見つかっても「全力疾走」が発動しなくなります。
地味にですが、序盤にじわっと利くタイプのパークです。
新サバイバー「ナンシー・ウィーラー」のパーク
一緒にいよう(Better Together)

このパークはかなり強いです。自分か味方に「有能の証明」や「リーダー」を持つサバイバーがいれば発電機が爆速です。
発電機が偏るリスクも減らせるし、使用者が発電機を離れたらチェイスに入った目安にもなります。いろんなメリットが一つのパークで賄える、かなりコスパの良いパークだと思います。
執着心(Fixated)

足跡がサバイバー側で見えるのは初めてです。足跡がわからない初心者向きに思えますが、歩く速度が速くなるのもなかなか良いです。
現在人気のキラー、スピリットに対してかなり有効なパークです。
内なる力(Inner Strength)

早い段階でトーテムを見つけて破壊しておけば、数秒での負傷状態からの完全回復できるので、かなり魅力的なパークです。
デメリットは同じパークを使う味方がいると、トーテムの取り合いになることと。霊障の地とアイアンメイデンが刺さりやすい事ですね。
それでも1回でも1人で素早く回復できるのは、かなり大きく有利になります。
新サバイバー「スティーブ・ハリンソン」のパーク
ベビーシッター(Babysitter)

サバイバー側からキラーのトンネルを防ぐパークですね。タゲとるぜ!チェイスするぜ!って人には便利なパークです。
救助された側は焦りと呻き声で痕跡を残して動きがちで、どうしてもターゲットにされやすいです。安全に逃すと言う面ではかなり有効なパークでしょう。
ただし、キラーの「選択は君次第だ」との相性は最悪です。そのデメリットとパーク効果を天秤に掛けて、果たして使うのか、と思うと少々使い勝手の悪さを感じます。
余談ですが、ベビーシッターと言えば開発ディレクターのマシューさんがGamesComで来ていたTシャツですね!
可愛くて欲しいなーと思っていたら、パークの伏線でしたか!恐れ入りました。
仲間意識(Camaraderie)

キャンプ対策になるのかと思いきや、14秒は微妙な時間です。方針は面白いけれど、もう少しプラスで何かが欲しいパークですね。
セカンドウインド(Second Wind)

衰弱状態とはサバイバーアイコンに「+」が表示され、負傷状態から治せない状態のことです。弱音なしだや開放で自力脱出した時、プレイグに汚染された時等に陥ります。
「きっとやり遂げる」なんかのパークや隠密系キラー相手なら相性が良さそうです。使える場面が限定されそうではあるので、他のパークより優先されるのかは少し疑問です。
新チャプター「ストレンジャーシングス」について
実際に使ってみないとわからない部分もありますが、デモゴルゴンはなかなかの強さの有望なキラーになると予想しています。
隠密にワープ、索敵能力まであるのでその能力に期待すると同時に、サバイバーとしては厄介そうな相手です。
複雑な動きを要求されそうなキラーなので、実装されたらぜひ使ってみるつもりです。その時は今まで同様、戦い方シリーズを更新します。
パークに関しても、デモゴルゴンの「サージ」、ナンシーの「一緒にいよう」「執着心」と。キラー、サバイバーどちらとも優秀なパークを持ち合わせています。とても楽しみです。
また、次回アップデートは一部の仕様変更もあります。
先ほど挙げたステータス効果についてと、ブラッドウェブの取得についてです。
ブラッドウェブは欲しいパークが取りやすくなるので、皆が嬉しいアップデートですね。
またテストプレイなどで多少仕様が変わることもあるとは思います。今後も追って更新していきます。
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