立ち上がりは遅くとも一度覚醒させたら厄介なキラー、鬼。
今回はそんな Dead by Daylight(デットバイデイライト) のキラーのひとり、鬼相手の立ち回りについて考察してみます。
THE ONI(鬼/山岡崋山)とは
チャプター「呪われた血統」で実装されたキラー。
山岡崋山という本名の通り、刀を振り回す幽霊系キラースピリット、山岡凜の先祖にあたります。
武器が刀という点は同じですが、スピリットのように姿を消せるようなトリッキーな技は使えません。
負傷させたサバイバーから力を吸い取って覚醒するとパワーで圧倒させる、ごりごりのパワー系キラーです。
真っ赤な顔にむき出した牙、額に角を生やしてこん棒を振り回す姿は正に鬼。
専用の心音BGMや、その鎧を着た姿からビジュアル面でも人気なキラーです。
鬼の基本スペック

移動速度 | 4.6m/s(普通) |
心音範囲 | 32m(普通) |
身長 | 高い(視野広め) |
基本的なスペックは標準的なキラーと同じです。
特殊能力を使用すると移動速度が速くなります。
鬼の特殊能力:山岡の怒り
雄叫びを上げて覚醒状態に入ると高速移動、一撃ダウンが可能になる鬼。 「血の激怒」という能力です。
恐ろしい能力ですが、いつでも使える訳じゃないのがポイントです。
鬼が「血の激怒」を発動させるには、サバイバーを負傷させて血を吸い取ってゲージを貯める必要があります。
ゲージは時間経過でも増えますが、血を吸い取らないとゲージは100%になりません。
なので、発動するには必ずサバイバーを一人以上負傷させなくてはいけません。
ここが鬼の最大の弱点です。早めに一人目を負傷させないと能力が使えないので、罠系のキラー同様立ち上がりが遅めです。
破滅が弱体化された現状、通電までの時間がかなり早くなったと体感しています。
それでも立ち上がりの遅いキラーを使うということは、キラーを操作しているのは索敵に自信のあるプレイヤーかもしれません。
鬼の特殊能力についての解説
相手を知らない事には脱出できません。鬼の特殊能力の「血の激怒」について解説していきます。
「血の激怒」発動まで
負傷したサバイバーは、負傷を治療しない限り血の球を出し続けます。

サバイバーからは出た一瞬しか見る事ができませんが、鬼からはずっと見え続けます。8m以内であれば壁越しにも白く可視表示されます。
負傷したまま歩きまわると、この血球をまき散らして歩いていることになります。
鬼からは痕跡が分かりやすい上に、この血球を吸収することによって能力発動が可能になるので、文字通り格好の餌です。鬼相手の場合、回復を早めにした方が楽な展開になります。
ちなみに血球は板を倒したり窓枠を飛び越えるなどのアクションをすると、多めに飛び出ます。
「血の激怒」の詳しい能力

血の激怒を発動すると、鬼が大きく吠えて武器を刀からこん棒に持ち替えます。遠くにいても大きな声が聞こえるので、発動したのはすぐにわかります。
鬼自身も光るので、能力発動状態はぱっと見でもわかりやすいです。
能力発動中は以下の二つの能力が使用可能になります。
特殊能力1:鬼の猛進

こん棒を振り上げての高速移動です。ヒルビリーのチェーンソーに近い動きが可能です。
チェーンソーと同じく鬼の猛進を使っての発電機巡回は多い印象です。
このまま一撃ダウン攻撃も繰り出せるので、このタイミングで発電機をのんびり修理しているとすぐ捕まってしまいます。
画像は鬼の猛進中の鬼の画面です。見ての通り両手が画面に入り、視界も揺れます。猛進中の鬼の視野はかなり狭くなります。これを覚えておくと、覚醒中の鬼からも隠れやすくなります。
通常通り逃げても、猛進が使える鬼にはすぐに距離を詰められてしまいます。
血の激怒発動中の鬼相手にはなるべく隠れてやり過ごす方が賢明です。
血球は能力発動中には鬼からも見えなくなります。血球を見られて追跡される事はないので安心してください。
また、鬼の猛進はヒルビリーやカニバルのチェーンソーのように障害物に当たっての解除はされません。
その点はヒルビリーのチェーンソーより厄介な能力です。
特殊能力2:鬼の一撃
こちらが鬼の一番危険な能力です。当たれば一撃ダウンの攻撃です。
アップデートで攻撃中にある程度の旋回ができるようになったので、実装当初に比べて当たりやすくなりました。
シュレッドやチェーンソーと同じ様に板破壊も可能です。
「鬼の猛進」と一緒に使えばほぼチェーンソーと同じような動きが可能です。障害物でのキャンセルが無いのと任意で鬼の一撃が繰り出せる点から、操作性はチェーンソーを上回ります。
能力発動に条件がある分、一度発動させるとかなり強力なキラーです。
鬼相手の立ち回り

恐ろしい能力なので、なるべく発動させないこと
鬼の特殊能力は機動力、破壊力を兼ね備えた強力なものです。
なるべく発動させないことを念頭に置いて動くと逃げやすくなります。
序盤の立ち回り
鬼最大の弱点は負傷者を出さないと能力が発動できない&能力発動までに時間がかかること。
立ち上がりに時間がかかるので、サバイバー側は初動が肝心です。
鬼は近寄れば特有の和風な心音BGMが流れます。キラーの判断も早く付きます。
鬼だと察したらすぐに発電機修理に取り掛かるのがベストです。
1人目を負傷させられ、血球がマップに散らばると後々じわじわと辛くなります。
血球は吸収しない限り無くならないので、時間が経てば経つほど不利になります。
一人目が捕まったら
一人目が吊るされた後、高確率で鬼は能力を発動させます。
一人目の血球を吸収すれば大抵チャージが完了するのと、前述した通り鬼の猛進が発電機の巡回に便利だからです。
バベチリなどでの索敵からの鬼の一撃には気を付けたいタイミングです。
鬼の索敵はなるべく静かにやり過ごして、救助後も早めの回復をすると時間稼ぎがしやすいです。
回復をする場所も修理済の発電機のそばなど、なるべく鬼の巡回ルートから外れた場所がおすすめです。
バベチリ(バーベキュー&チリ)

チェイス時
能力発動前の鬼なら普通の徒歩キラーと同じなので、通常通りのチェイスで充分逃げられます。
「血の激怒」発動中は、鬼の一撃に用心して覚醒が治まるのを待つしかありません。
鬼の一撃は窓枠越しでも有効なので、窓枠の使用にも距離が必要です。
かと言って開けた場所に逃げれば、チェーンソー同様に狙われやすくなります。
障害物の多い場所を使って時間を稼ぐのが一番です。「血の激怒」の時間は無限ではなく、能力を使えばより早く解除されます。
覚醒中の鬼に見つかってしまっても、フェイントを使って能力を使わせて覚醒解除を狙いましょう。
対鬼のサバイバーパーク
きっとやり遂げる

鬼対策には回復を早く行うことが重要です。
救出後に素早く回復すれば、血球の生み出しを最低限に抑えられます。
体制立て直しにも便利なパークになります。
セルフケア

こちらも同じく任意のタイミングで自身を回復できるので、血球の生み出しを抑えられます。
同じ理由で「内なる力」も使いやすい自己回復パークです。
血族

前述した通り、味方が吊るされた後の鬼の動きには要注意です。
次にキラーが向かう方向がわかりやすい血族は、キラーの目を欺くのにかなり便利なパークです。
鬼対策、最後に
一旦の特殊能力を発動すると、迂闊に近寄れない迫力を持つキラー、鬼。
今回は対峙する時に注意するべきポイントを挙げてみました。
「立ち上がりの遅さを突く」ことと「回復は早めにする」この2点を抑えておけば、鬼からの脱出率も上がるはずです。
どうしても脱出が中々できない、という方は一度キラー側のプレイをおすすめします。
強そうに見えて意外と色々不自由なのがキラープレイです。体感してみると、弱点が見えてきますよ。
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